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−礒山先生のメッセージ− モーツァルトの誕生250年を記念して2006年に始まったこの講座は、天才音楽家としてのみならず、ひとりの人間としてもきわめて興味深い存在であるモーツァルトの生涯をたどりながら、数々の名曲を楽しんできました。しかし、これからが本番です。これまで聴いた音楽がどれほど美しくても、それらはウィーンにおける最後の5年間にモーツァルトがなしとげた音楽の高みに比べれば、取るに足らないとさえ、言うことができるからです。モーツァルトの生涯と名曲の探索の旅を、さらに続けましょう。今年は実演も、積極的に交えてみたいと思います。 | |
| ♪第7回 2007年2月12日(月) PM2:00〜4:30 須坂市シルキーホール |
〈天才の社会性−《フィガロの結婚》の周辺〉 |
| ウィーン時代の半ばに位置する《フィガロの結婚》は、モーツァルトの代表作であるばかりでなく、活動の分水嶺となった作品でもあります。《フィガロの結婚》、および同時代の室内楽作品に焦点を当てながら、大成するモーツァルトの姿をたどります。 |
| ♪第8回 2007年4月8日(日) PM2:00〜4:30 メセナホール 小ホール |
〈天才の女性観−《ドン・ジョヴァンニ》と《コシ・ファン・トゥッテ》〉 |
| 《フィガロの結婚》に続き歌劇《ドン・ジョヴァンニ》、そして《コシ・ファン・トゥッテ》は、モーツァルトのみの書きうる作品であると同時に、モーツァルトの女性観を端的に物語る作品でもあります。ベートーヴェンが嫌ったと言われるこの2つの作品を通じて、天使と悪魔が共存すると言われるモーツァルト・ワールドを体験しましょう。 |
| ♪第9回 2007年6月10日(日) PM2:00〜4:30 メセナホール 小ホール |
〈天才の充溢−三大交響曲〉 |
| 器楽作品の頂点を築くのは、やはり変ホ長調、ト短調、《ジュピター》の「三大交響曲」であると思います。32歳のモーツァルトが達成したこの高い峰を歩いてみましょう。 |
| ♪第10回 2007年8月26日(日) PM2:00〜4:30 メセナホール 小ホール |
講義とハーフ・コンサート「天才の夏を聴く」 |
| 天才の夏とも言うべきウィーン時代中期の作品をあらためて展望し、歌のコンサートを楽しみます。若手を代表する実力歌手が、よりすぐりのオペラ・アリアや二重唱、歌曲を歌います。 |
| ♪第11回 2007年10月14日(日) PM2:00〜4:30 メセナホール 小ホール |
フル・コンサート「天才の秋を聴く」 |
| 「貧困」は伝説ですが、モーツァルトが借金申し込みの手紙をたくさん書き、曲の数も減った時期があることは確かです。しかしその頃に書かれた作品は、秋空のような透明感をたたえて魅力的です。名曲《クラリネット五重奏》を中心に、そんな時期の作品を集める器楽のコンサートを企画しました。この作品を演奏しては世界一の品格をもつ奏者、四戸世紀さんにご出演いただきます。 |
| ♪第12回 2007年12月9日(日) PM2:00〜4:30 メセナホール 小ホール |
〈天才の終焉−終わりの日々〉 |
| 最後の年に、モーツァルトの創作力は取り戻され、多くの名曲が生まれました。歌劇《魔笛》など、最後期の作品には平明で民衆的な、新しい様式があらわれています。天才の最後の日々を検証し、《レクイエム》など遺産となった作品を聴くとともに、もーつぁる音は何なのかのまとめをしたいと思います。 |
| ・第1〜6回 2006年 |
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